娘をお迎えに行った。
娘より一つ上の男の子が私を見て声をかけてきた。
「○○ちゃんのおとうさん?」
『うん、そうだよ。』
「なんで?」
・・・なんで?
えっと・・・
俺が産んだ、・・・わけじゃないしな?
お母さんとの間に生まれたから・・・
なんか回りくどいな。
娘が「おとうさん」って呼んでくれるから!
・・・いや、そうだけどもなんか訳あり家庭っぽい空気でるから何かこれじゃない(苦笑
あかん、しっくりくるコンパクトな答えが思い浮かばん。
つい言いよどむ私。
こう男ってのは自分で産んだわけじゃないから
疑おうと思えばいくらでも疑えてしまうわけで。
どこかしらで納得というかほわっとであれ真面目であれ
結局の所相手を信用するしかないというか
何を持ってして信用するかの違いだけというか。
娘は、どちらかといえば私寄りに似ている。
が、似ているは決定的ではない。
まぁ何より私の場合は
仮に遺伝的父親が他であっても
こいつら可愛いと感じた気持ちも事実なわけで今更であるし
疑ったところで損なのは自分だし
自分の期待しない答えがあったところでどうせ自分のすることは
きっとどうせ今と変わらないのだから疑うことになんのプラスもない。
そもそも疑っていないのだからあえて疑う必要がないのだが(笑
それはさておき、
改めて「なんで?」と言われると
案外答えが伝えにくいな・・・と考え込む自分。
この話を妻にしたところ
その男の子の「なんで?」は
「いつもおばあちゃんが迎えにくるのに今日は何でお父さんなの?」
って意味での「なんで?」なんじゃない?
あ、なるほど。
2018年12月07日
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